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俺の住んでいる街はなんの変哲も特徴も無い街だ。 名所旧跡があるわけではないし、特に自慢できる特産物があるわけでもない。 駅から真っ直ぐ家に続く道もどこにでもあるありきたりの風景だ。 日曜日になれば小学校の校庭では野球少年たちが声を出している。 昔ながらの百葉箱はまるで俺を今まで待っていたように佇んでいる。 あれだけ大きく見えた朝礼台と校舎はまるで模型のように小さく見えた。 卒業して30年以上経っても石に刻んである文字を追わずとも校歌は歌える。 短期教室終了後、春の陽気に誘われて足の向くままに散歩をしてきた。 俺はこの街が大好きだ。それは、この街も俺を愛しているように感じるからだ。 アテナもそんなスイミングクラブになりたい。 そして、俺は足を運ばせる季節のような存在になりたい。
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