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松下電器・ナショナルがパナソニックになるという。 1月11日付 編集手帳 「経営の神様」と呼ばれた故・松下幸之助氏は、成功する人が身につけていなければならないものを三つ挙げたという。「可愛(かわい)げ」と「運が強そうなこと」、そして「後ろ姿」であると◆大阪大学学長の鷲田清一さんが昨年の秋、本紙文化欄(東京版)に寄せた一文のなかで、電機業界の人に教えられた話として紹介していた。はじめの二つは分かるとして、「後ろ姿」の解釈は人さまざまだろう◆年輪が刻まれた風格のある背中、という外見のことを語ったようでもあり、時世時節の移ろいとともに成功者もまた去っていくものであることを暗に教えているようでもある◆松下氏の創業から今年で90年を迎える松下電器産業は、これまで製品のブランド名として用いてきた「パナソニック」に社名を改めるという。「松下」の二文字は消える◆冷蔵庫など国内向け白物家電の「ナショナル」ブランドも、「パナソニック」に統一される。世界市場での競争が激しさを増すなかで、より浸透しやすいブランドを求めての決断であるらしい◆借家の土間でソケットづくりから始まった会社はいま、連結売上高が9兆円を超す。「松下」も「ナショナル」も、成功に至る長い道で苦楽を共にした功労者であったろう。名前にも去り際が、後ろ姿がありますのや…と、“神様”の声が聞こえる。 ブランド名は大切ですね・・ |
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